最終更新日:2020-07-21
ダイエット成分といえば「カルニチン 」や「アルファリポ酸」が有名な成分ですが、それぞれの働きやおすすめの体質の方は異なります。今回は、2つの成分の違いや働きをご紹介いたします。
カルニチン とは、肝臓で合成されるアミノ酸の一種で、羊肉や牛肉などの赤身肉に多く含まれています。年齢を重ねるごとにカルニチンは減っていき、不足しがちな栄養素になります。
【働き】
体内の細胞内のミトコンドリアに脂肪を運び、体に溜まっている脂肪を燃焼させ、エネルギーに変える働きがあります。
ミトコンドリアがエネルギーを産生するために必要とする糖質のほかに脂肪酸を利用することがあります。この脂肪酸をミトコンドリアに運ぶのがカルニチンであり、エネルギー産生に大きな役割があります。
脂肪燃焼
Lカルニチンを十分に補給することによって、身体に溜まっている脂肪をエネルギーとして効率よく燃焼することができ、脂肪がつきにくい太りにくい体質作りをすることができます。
肥満対策、生活習慣対策
逆に、Lカルニチンが不足すると、燃焼されずに体内に残った脂肪が蓄積されて、肥満に繋がります。肥満は、余分な脂肪が増えることで、血液中に流れ出たコレステロールや中性脂肪といった脂質が血管を細く硬くしてしまう動脈硬化に繋がってしまいます。動脈硬化が進むと血液の流れが悪くなり、高血圧に繋がります。
疲労回復
Lカルニチンを摂取することで、疲労感やだるさをやわらげることができます。一時的な疲れは、身体を休めることで回復することができますが、日常的・慢性的に疲れを感じている人はLカルニチンが不足しているかもしれません。Lカルニチンでエネルギーを生み出す原動力をサポートして疲労回復に繋げましょう。
アルファリポ酸とは私たちの体を作る細胞のひとつひとつに存在し、エネルギーを作り出すのに欠かせない成分です。老化の原因となる活性酸素から体を守る抗酸化パワーを持っています。
【働き】
アルファリポ酸は、老化の原因となる活性酸素を除去する抗酸化力を持つ成分です。活性酸素は、ストレス、紫外線、喫煙、過剰な運動などが原因で増えると言われております。中でもストレスによって発生する活性酸素が多く、ストレス社会の現代は活性酸素によるダメージを受けやすいのです。また、糖質の代謝に大きく関わっており、余分な脂肪分をため込まないように働きかけます。
代謝アップ
アルファリポ酸は新陳代謝をサポートする働きがあるため、ダイエットに期待されています。食事から摂り入れた糖分をエネルギーに変えることで、余分な脂肪を溜め込まない体作りができます。
疲労回復
アルファリポ酸は、細胞の中にあるミトコンドリアがエネルギーを効率よくつくり出すために必要な成分です。エネルギーがつくられると体を活発に動かすために必要な原動力も満たされるため、アルファリポ酸を補うことで、疲労回復に期待できます。
美肌
アルファリポ酸がもっている抗酸化パワーが、肌のハリと弾力を保っているコラーゲンやエラスチンの糖化によるダメージから守る働きがあります。また、活性酸素によるダメージからも守るため、シワやたるみのないハリ肌作りに期待されています。
カルニチンとアルファリポ酸はどちらもダイエットと疲労回復に期待される成分ですが、それぞれアプローチの仕方が異なります。自分自身にあった成分を選び効率的にダイエットを行いましょう。
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