サプリメントとは
サプリメントの飲み方や1日に必要な栄養素について、サプリメントに関する基礎知識をご紹介します。
1. サプリメントとは
サプリメントとは
サプリメントは、ビタミンやミネラル、アミノ酸、ハーブなどの栄養成分を含んだ、粒やカプセルなどの形状をしたもの。
補助、補足の意味を意味する英語の「supplement」に由来し、普段の食事からでは補いきれない栄養素を補給するための「栄養補助食品」です。
バランスの良い食生活を基本に、栄養素を「補う」健康食品として活用しましょう。
サプリメントと薬の違い
サプリメントは、栄養を補助する「食品」に位置付けられ、薬とは異なり病気や不調を治すものではありません。
不足している栄養素を補うことで、私たちの体に優しく働きかけて徐々に体のバランスを整えてくれる働きが期待されています。
2. サプリメントの選び方
サプリメントには、役割ごとに大きく3つに分けられます。
サプリメント選びに迷った際は、ビタミン、ミネラルなどのベースサプリメントで体を整えることから始め、ヘルスサプリメント、オプショナルサプリメントを組み合わせるのがおすすめです。
ベースサプリメント
食事を補完するビタミン、ミネラル、必須脂肪酸など必要な栄養素を補うサプリメント
ヘルスサプリメント
免疫力や抗酸化など、体全体を整えて健康の維持を助けるサプリメント
オプショナルサプリメント
ご自身のお悩みや目的に応じて補給するハーブや機能性成分サプリメント
アメリカのサプリメントがおすすめな理由
サプーでは、まだ日本であまり知られていないアメリカのサプリメントを取り扱っています。
アメリカは、医療費が高額なことから、予防医学の意識が広く根付き、健康を維持するためのサプリメントは日本より10年も進んでいると言われています。
国をあげての医療に頼り過ぎない取り組みが行われており、年間たくさんの臨床実験が行われるため、より効果の高いサプリメントが日々開発されています。
> アメリカのサプリメント
3. サプリメントの飲み方
サプリメントをより効果的に飲むための基礎知識をご紹介します。
※サプリメントの用法が指定されている場合は、用法に従ってください。
水で飲む
原則として、コップ1杯程度の水で飲むのがよいとされています。
水が胃に刺激を与えて消化運動を高めることで、栄養をスムーズに小腸へ移動させてくれます。
お茶やコーヒーは、カフェインやタンニンが栄養素とくっつくことで、吸収を低下させてしまうので、注意が必要です。
使用方法を守る
栄養をたくさん摂りたいからといって、使用方法の目安を超えて飲んでしまうのは逆効果です。ものによっては、健康を損ねてしまうおそれもあります。
ラベルに書かれた使用方法をきちんと守ってお飲みください。
使用方法の範囲内で量を減らすなど調節することは問題ありません。
4. サプリメントの飲み合わせ
複数のサプリメントを一度に飲む際に、「これは一緒に飲んで大丈夫?」と思ったことはありませんか?
サプリメントは食品の一つですので、基本的にサプリメント同士の飲み合わせはOKとされています。
ただし、複数のサプリメントをお飲みの方は、成分の重複よる摂りすぎの恐れがありますのでご注意ください。
- 病気の方・処方箋薬をお飲みの方
- サプリメントの種類によっては、症状を悪化させてしまったり、薬の作用を弱めてしまったりするおそれがありますので、飲む前に必ず医師に相談ください。
5. 1日に必要な栄養素
日本とアメリカでは、それぞれ食事摂取基準があり、各栄養素の摂取基準が定められています。
下記値は、あくまでも目安量です。体重や性別、年齢、健康状態や生活スタイルにより、値は変わってきますので、参考程度にご覧下さい。
- エネルギー・タンパク質
- 脂質
- 炭水化物
- ビタミン
※1 レチノール活性当量
※2 αトコフェロール
※3 ニコチンアミド(ナイアシンアミド)としての量
※4 食品中に含まれる化合物としてのビタミンB6の量ではなく、ピリドキシンとしての量
ビタミンAについて
1日の上限(レチノール):日本2,700μg(9,000IUに相当)、アメリカ3,000μg(10,000IU)
アメリカで一般的に利用されているビタミンAサプリメントは、レチノール源のビタミンAが10,000IUのものが主流です。
食べ物からビタミンAをある程度取れている方は、βカロチンがおすすめ。βカロチンはプロビタミンAと呼ばれており、体内でビタミンAが不足した時に必要な分だけビタミンAに変換されるため上限が定められておらず、過剰摂取の心配はないといわれています。
- ミネラル
※5 通常の食事以外からの摂取
出典
● 日本:厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)30~49歳」身体活動レベル(ふつう)
● アメリカ:「DRIs」Food and Nutrition Board, Institute of Medicine, National Academies
6. サプリメントの保管方法と使用期限
サプリメントの保管方法
サプリメントの働きを保つためにも、正しい方法で保管することが大切です。
開封後はしっかり蓋を閉め、早めに飲み切る
湿気による劣化を防ぐため、しっかりとふたを閉めて保管しましょう。使用期限以内でも、開封後は早めに飲み切るのがおすすめです。
直射日光の当たらない、涼しい場所で保管する
直射日光や高温多湿、温度変化によるサプリメントの劣化を避けるために、涼しく乾燥した場所で保管しましょう。
冷蔵庫で保管する場合の注意点
液状や粉末状のものは冷蔵庫で保管した方がよい場合もありますので、商品ページの注意書きをよくお読みください。冷蔵庫で保管する際は、出し入れによる結露を避けるため、使用後はすぐに戻すようにしましょう。
持ち歩きにはサプリメントケースを使用する
外出先などでサプリメントを飲む場合には、携帯用のサプリメントケースに入れて持ち歩きましょう。長期間の保管は避け、使用する分だけを移すのがおすすめです。
サプリメントの使用期限
サプリメントにも使用期限はあります。商品によって異なりますが、多くのサプリメントの使用期限は製造より2年間とされています。開封後は使用期限に関わらず、早めにお召し上がりください。
>アメリカサプリの使用期限の確認方法
7. サプリメントのよくある疑問・質問
サプリは、飲み続けないと効果はでないのでしょうか?
サプリメントはお薬とは違い、即効性のあるものではありません。継続的に使用することで、お体をサポートしてくれます。
基本的に3ヵ月~半年が目安と言われているので、継続的にご使用いただくのがおすすめです。
サプリメントに副作用はないのでしょうか?
サプリメントは「食品」のひとつと考えられています。正しい使用方法を守ってお飲みいただければ特に問題はありませんが、食べ物の食べ合わせでもお体に合う、合わないといった相性があるように、サプリメントの感じ方にも個人差がございます。
妊娠中や授乳中にサプリメントを摂っても良いのでしょうか?
サプリメントの使用については、かかりつけのお医者にご相談の上、ご使用いただくことをおすすめしております。