デイクリームとナイトクリームの違い、使い方

最終更新日:2022-02-04

朝・日中用のデイクリームと、夜用のナイトクリーム、ちゃんと使い分けていますか? 実はデイクリームとナイトクリームは、それぞれの役割が異なり、適切に使うことでより生活サイクルにあったスキンケアができると言われています。今回は、デイクリームとナイトクリームの違いや選び方についてご紹介します。

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デイクリームとナイトクリームの違い、使い方

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デイクリームとナイトクリームは、それぞれの役割が異なり、適切に使うことでより効果的なスキンケアができます!

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1.デイクリームとナイトクリームの違いとは?

デイクリームとナイトクリームの違いデイクリームとナイトクリームの違い

デイクリームとナイトクリームは、「それぞれの役割」に違いがあります。
デイクリームやナイトクリームと表記がなくても、入っている成分や油分の違い、目的で判断して、朝用と夜用で使い分けることも出来ます。


デイクリームは、日中に受けるダメージから肌を守るために作られるため、長時間つけていることで肌の負担になることもあるUVカット成分などが配合されていることが多いです。

ナイトクリームは、日中につけると紫外線の影響を受けやすい成分などが配合されていることがあります。


そのため、折角スキンケアをしていても使い方を間違っていると、逆に肌にダメージを与えてしまう場合もあることを覚えておきましょう。


2.デイクリームの役割と使い方

デイクリームの役割と使い方デイクリームの役割と使い方

デイクリームは、メイクや汚れ、乾燥や大気汚染、紫外線などのストレスから肌を守る役割があります。そのため、デイクリームは肌を刺激から保護し、うるおいを与えるように作られています。

デイクリームは、朝のメイクの前に使用するため、メイク崩れなどを引き起こすような油分が多く入っているもよりは、軽くさらりとしたテクスチャーのものや、クリーミーなものでもべたつかないものがおすすめです。

デイクリームは、肌がストレスを受けることで増える活性酸素を抑制するビタミンなどの「抗酸化成分」が配合されているものや、UVカット効果のあるもの、下地効果があるメイクのりが良いものが人気です。


3.ナイトクリームの役割と使い方

ナイトクリームの役割と使い方ナイトクリームの役割と使い方

ナイトクリームは、日中に受けたダメージを修復したり、肌の保湿や栄養補給をする役割があります。メイク落とし・洗顔の後、夜のスキンケアの最後に使われます。

ナイトクリームには日焼け止め効果がないというのも、デイクリームとの大きな違いの一つですね。

ナイトクリームは、寝ている間にゆっくりと肌に働きかけてくれるものがほとんどのため、デイクリームに比べると油分や栄養が多めに含まれ、テクスチャーが重めなものが多いと言われています。


効果的にナイトクリームを使用するには、塗布する順番も大切です。
同一メーカーのスキンケアラインを使用する場合は、順番もメーカーによって異なるので、使用前に確認が必要ですが、基本はクレンジング(メイク落とし)、洗顔、化粧水、美容液、ナイトクリームの順番です。

肌の乾燥が気になるという場合は、ナイトクリームの前に乳液を使うことで、水分の蒸発を防いでくれるため、より高い保湿が期待できます。


ナイトクリームは特に、30代、40代、50代、乾燥肌、オイリー肌、くすみ、シワなど、自分の肌質や年齢、悩みに合わせて選ぶことがおすすめです。

日本では、日中に受けた紫外線ダメージをケアするための美白成分や、肌のハリやキメを整えるアンチエイジング成分が配合されたナイトクリームが人気です。

また、グリコール酸やレチノールが配合された、肌のターンオーバーを促す働きがあるナイトクリームは、30代以降、肌のターンオーバーが遅くなった肌におすすめです。これらの成分は、ターンオーバーを促すことで肌が敏感になるといわれ、日中には使わないように指定されているものがほとんどです。


■ 乳液との違い

乳液との違い乳液との違い

乳液はナイトクリームと同じように、化粧水で補った水分を失わないよう、油分で蓋をしながら、日中に受けたダメージを修復したり、肌の保湿や栄養補給をする役割があります。

主な違いは、テクスチャーや水分量。乳液はクリームに比べ油分が少なく水分量が多いため、使い心地は軽く、さらっとしているものが多いです。

乾燥肌の人は、特に冬などの乾燥するシーズンは乳液だけでは保湿力が不足するため、乳液とナイトクリームどちらか一方を選ぶよりは、2つを併用することもおすすめです。


4.デイクリームとナイトクリームの選び方

デイクリームやナイトクリームを選ぶときは、成分を確認することがおすすめです。またデイクリームに関しては、メイクとの相性も大切です。

■ おすすめのデイクリーム

おすすめのデイクリームおすすめのデイクリーム

・UVカット効果のあるもの
・化粧のりが良いなど、化粧下地効果があるもの
・抗酸化成分がはいっているもの


おすすめのデイクリーム成分

抗酸化
ビタミンC誘導体、アスタキサンチンレスベラトロールアルファリポ酸

肌のバリア機能サポート
セラミドアミノ酸ビタミンE


■ おすすめのナイトクリーム

おすすめのナイトクリームおすすめのナイトクリーム

・保湿効果の高いもの
・肌のお悩み、目的別に+αの成分が入っているもの
・肌のターンオーバーを促してくれるもの


おすすめのナイトクリーム成分

保湿
セラミドヒアルロン酸アミノ酸コラーゲン、グリセリン、ペプチド類

美白
ビタミンC誘導体、コウジ酸ハイドロキノン、トラネキサム酸

アンチエイジング
ナイアシンアミドDMAEコエンザイムQ10コラーゲンアラントイン

肌のターンオーバー促進
グリコール酸フルーツ酸、レチノール


5.効果減?!フェイスクリームの注意点

最後に、デイクリームやナイトクリームなどスキンケア用のフェイスクリームを使用する際の注意点をご紹介します。うっかりやってしまいがちなものもあるので、美肌作りのために意識して気をつけるようにしましょう。


■ 肌をこすらないように塗る

肌をこすらない肌をこすらない

フェイスクリームは、美容液や乳液と比べて固めのテクスチャーのものが多いです。

成分を肌になじませようとグイグイごしごし刷り込むように塗り込んでいると、肌に摩擦ダメージを与える原因となります。この何気ない摩擦ダメージは蓄積すると手ごわく、シワやシミを引き起こします。

フェイスクリームは、手に取ってそのまま伸ばすのではなく、額・両頬・鼻先・あごの5ヶ所にのせてそっと伸ばすか、きれいな手のひらにまんべんなくクリームを延ばしてから、肌を温めるような気持ちでプレスするように肌につけていくことがおすすめです。
肌のキメや筋肉の流れに合わせて、やさしく塗布しましょう。


■ クリームの分量

クリームの分量クリームの分量

効果を実感したくて、ついついたっぷり塗りすぎてしまったり、逆に高いクリームなのでちょっとずつ使ってみたりなどといったことはありませんか?

クリームが少なすぎると、うまく効果が期待できないほか、保湿が十分に期待できずに乾燥などの肌トラブルの原因になります。また、少ないクリームを肌に伸ばそうとすると、肌を擦り肌ダメージにもつながります。

オイリー肌の方も保湿不足はかえって過剰な皮脂分泌を招くため、Tゾーンなど皮脂が気になるところだけ、クリームの使用量を少なくするなど調整してみてください。

反対に量が多すぎるとクリームが肌に残り、ベタつきやテカリ、毛穴の開きの原因になります。ナイトクリームの場合は、翌朝の肌にナイトクリームがなじまず、べたべたと肌に残る場合は、塗布するクリームの量が多すぎるかもしれません。


おすすめの分量は、クリームによって異なりますので使用方法を確認しましょう。
クリームの塗る量は、規定量を手に取ってから、お顔のパーツによって、どこにどれだけ塗るかを調節することがおすすめです。頬や額や、気持ち乾燥しやすい部分には多めに塗りましょう。目の周りと鼻下、あご付近は塗りムラや塗り忘れが多い箇所なので気をつけましょう。


また、フェイスクリームなどのスキンケアは首まで塗る習慣をつけると、首元の年齢肌対策に効果的です。

メイク前にクリームを使うと、化粧が浮いてしまうという場合は、クリームを十分に肌になじませた後、広げたティッシュを顔に乗せて余分な油分をティッシュオフすることもおすすめです。


■ ナイトクリームは夜に使う

 ナイトクリームは夜に使う ナイトクリームは夜に使う

ナイトクリームの中には、成分によっては日光と相性が悪かったり、保湿を重視しているために、メイク前に使用すると化粧のりが悪くなる場合があります。

オイルベースのクリームは、あぶら焼けの原因になる場合もありますので、日中に使う場合は上から日焼け止めをしっかり塗るなどの対策が必要です。

また、グリコール酸やレチノール、ハイドロキノンが配合されたクリームは、肌のターンオーバーを促す強力な成分です。皮膚が薄くなり、紫外線ダメージを受けやすくなるため、日中の使用は推奨されていません。こちらも日中の紫外線対策が重要です。


6.まとめ

デイクリームとナイトクリームは、それぞれの役割や使い方が異なります。オールインワンや、慣れ親しんだスキンケアラインも良いですが、朝用と夜用など生活サイクルに合わせたスキンケアを取り入れることで、より効率よくお肌のケアをすることが出来ると言われています。

デイクリームとナイトクリームは、使い方を間違うと逆に肌ダメージにつながることもあるため、しっかりと使い方や成分の特徴を知ったうえで、上手に活用しましょう。

サプリメントアドバイザー 上田

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