お酒好き必見!
肝臓&肝機能ケアをサポートするサプリ
最終更新日:2023-09-01
お酒の飲みすぎ、不規則な食生活や生活習慣は、肝機能の働きを弱めてしまう原因。今回は、肝臓の役割と、健康な肝機能を維持するためにおすすめのサプリメントについてご紹介します。


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サプー公式Youtubeでも、肝機能のケア方法とおすすめのサプリ、食べ物を手短にご紹介しています。ぜひチェックしてみてください!
1.肝臓の役割とは?


肝臓は、健康を維持する上でとても重要な器官です。
食べ物が体内に入ると、胃や腸で分解・吸収されて、栄養素が肝臓へ運ばれます。
■ 肝臓の働き
栄養素の加工と貯蔵
肝臓は体に必要な栄養素を分解・合成して、必要な時に必要な分だけ体に巡らせれるように栄養を貯える働きがあります。
解毒
肝臓は体内のアルコールや薬、有害物質や老廃物などを分解して、解毒する働きがあります。
胆汁の生成
肝臓では、胆汁という物質の生成・分泌を行っています。
この胆汁は、脂質の消化・吸収を助ける働きがあります。
肝機能は生活習慣に左右されやすく、不規則な生活や偏った食事で、肝機能が弱まってしまうことがあります。
肝臓には神経がないため、痛みや自覚症状が現れにくいことから、「沈黙の臓器」とも言われています。
肝臓トラブルを深刻化させないためには、休息や規則正しい生活、健康的な食生活の心がけ、サプリでの肝機能サポートなど、肝機能の健康を維持する心がけが重要です。
2.肝臓と疲労の関係


肝臓が疲れていることを、肝臓疲労と呼びます。
肝臓疲労を起こして肝機能が低下すると、有害物質や老廃物を分解・解毒する働きなどが低下し、体内に不要なものがどんどん溜まります。
さらに、体に必要な栄養素の分解やエネルギーの元となる脂質の吸収が衰えるため、疲れやすさや体力不足を感じやすくなると言われています。
■ 肝臓疲労のサイン
体が疲れやすい
お酒が前ほど美味しく感じない
脂っこいものが食べたくなる
むくみが気になる
食欲の低下
この他にも、健康診断などで肝機能の数値が危ないと指摘された場合は正しいケアが必要です。
血液検査で肝機能を見るには「GOT (AST)」「GPT (ALT)」の項目をチェックしてください。この2つの数値は、肝臓が疲れていたりダメージを受けていると、血中に増える酵素と言われていて、肝機能の健康状態の指標になります。
肝臓疲労を放っておくと、脂肪肝や慢性肝炎、肝硬変、肝臓がんなどを引き起こす場合がります。
特に脂肪肝は、日本人の4人に1人がの割合でいると言われていて、この脂肪肝を進行すると、慢性肝炎や肝硬変、そして最後には肝臓がんに繋がると言われています。
この脂肪肝の段階では、お酒を控えたり食生活や運動習慣を見直すことで肝機能の回復が見込めます。
日ごろから肝臓に負担をかけているという人や、上記でご紹介した肝臓疲労のサインを感じている場合は、早急に肝機能ケアのための生活習慣を始めることが大切です。
3.肝臓に負担をかける原因


肝機能への負担の原因は人によって様々ですが、以下が代表的な原因と言われています。
過度な飲酒
アルコールは肝臓で有害物質のアセトアルデヒドに分解されます。
飲酒量が多いと肝臓内でこの毒素を処理しきれずに肝細胞を傷つけ、肝機能に大きな負担をかけます。このアセトアルデヒドが体内に残り続けると、胃痛・頭痛・吐き気などを引き起こす二日酔いを招きます。
暴飲暴食
夜遅い時間や、一度にたくさんの食事をしたり、油っぽい食事が多くなると、肝臓の分解・吸収が間に合わず、肝機能の衰えに繋がる可能性があります。
過労やストレス
過労やストレスによる自律神経の乱れが、肝臓の働きを低下させてしまうことがあります。
解毒しきれなかった老廃物や蓄積した中性脂肪が、肝臓の働きを阻害してエネルギーを作り出せなくなり、だるさや疲労感を残してしまうのです。
生活リズムが不規則
仕事や生活リズムの乱れで、毎日寝る時間や食事の時間が不規則な人は、食事の栄養バランスや食生活の乱れを起こしやすく、肝臓疲労を起こしやすいと言われています。
糖質、脂質の摂りすぎ
食べ過ぎなどで余った糖質や脂質は、中性脂肪として肝臓に蓄積されます。そのため、お酒を飲まない人でも、脂や糖質の多い乱れた食生活や、運動不足によって脂肪肝や肝機能の低下は引き起こされます。
急激なダイエットを行う女性や、インスタント食品や脂っこい料理を好む方など、食生活が乱れがちな方も肝機能のケアに注目してみてください。
4.肝機能を回復するために見直したい習慣
日々の生活を見直すことが、健康的な肝機能の維持に繋がる第一歩です。
■ 肝臓に優しい食事をする
肝機能の回復にはバランスの取れた食事の摂取が大切。バランスの良い食事とは、定食のように主食と主菜、副菜がそろった食事のこと。
炭水化物や肉類のほか、野菜、海藻など、ビタミンやミネラル、食物繊維が豊富な食材を積極的に取り入れることが、肝機能の向上につながります。
また、肝臓の働きをサポートする成分が配合されたサプリの定期的な摂取も、肝機能ケアにおすすめの習慣です。
逆に、加工食品に含まれる着色料や保存料などの食品添加物、お菓子などに含まれる多量の糖質は肝機能の負担となるので避けましょう
■ 遅い時間の食事をやめ、ゆっくり食事をする
遅い時間の食事は肝臓の消化・吸収の活動量が低く、脂肪がつきやすいと言われています。
また、食べるペースが速いだけで肝臓に負担がかかってしまいます。食べる量や食事の内容に気を付けて、ゆっくりよく噛んで食べましょう。
■ 過度な飲酒をやめる
アルコール摂取量が多い方は、肝機能維持のために週2日以上の休肝日を設けてください。 おつまみには大豆食品、野菜、ナッツを選ぶとアルコールの吸収をやわらげる働きがあります。
■ 適度な運動
筋力トレーニングと脂肪燃焼を促すウォーキングなどの有酸素運動がおすすめです。 筋肉が増えると脂肪が燃えやすくなり、肝臓にも脂肪がつきにくくなります。
■ ストレスを溜めない
ストレスや疲労が原因で、肝臓への血流が低下したり、自律神経の乱れが肝機能が低下してしまいます。息抜きやしっかり睡眠をとることも肝臓のケアには大切なのです。
5.肝臓疲労ケアにおすすめの栄養素と食べ物
ここでは肝機能のケアにおすすめの栄養素をご紹介します。
タウリン


タウリンは、たんぱく質を作るアミノ酸のひとつ。肝細胞を守り、胆汁の分泌を促して過剰なコレステロールを排出、肝機能をサポートしてくれます。
タウリンは、魚介類に多く含まれていますが、普段の食事から充分に摂りづらいことからサプリとして人気があり、肝機能ケア以外にも二日酔い対策や生活習慣ケアにも好評の成分です。
オルニチン


オルニチンは、タウリンと同じく肝機能をケアするアミノ酸のひとつ。
オルニチンサプリは肝臓の働きをサポートして毒素を排出し、疲労回復を中心とした肝機能サポートの働きに期待されています。
オルニチンは体にとって有害なものを無毒化することで、疲労回復やストレスの軽減など、肝機能ケアの働きが期待されています。サプリメントで飲む場合は、飲酒前や就寝前の摂取がおすすめです。
ビタミンB群


ビタミンB群は、糖質、脂質、たんぱく質をエネルギーに変える手伝いをすることで、肝機能をサポートしてくれます。
中でも、幹細胞の再生を促すB12や、脂質の代謝を促して脂肪肝のケアにもつながるビタミンB1が人気の成分です。
ビタミンB群は相互的に働く性質を持っているので、サプリの場合はビタミンB群が複合的に配合されたサプリなど、バランスのいい摂取を心がけてみてください。
食事摂取による肝機能ケアは、バランスのいい食事と共に、タウリンやオルニチンが含まれる魚介類やきのこ、ビタミンB群が含まれるレバー、ナッツなどの食材を取り入れることが理想的ですが、肝機能ケアを考えて配合されたサプリメントで補うのもおすすめです。
6.まとめ
食事やサプリなど、バランスのいい栄養摂取と適度な運動、規則的な生活習慣を目指すことが、肝機能ケアと健康維持において重要です。
食生活を見直しつつ、肝機能をサポートするサプリメントを摂りいれるなど、健康な肝臓の維持を意識してみてください。
肝機能ケアのためのサプリの活用や、生活習慣の改善などで、健康的な肝臓の維持を目指しましょう。