最終更新日:2020-12-09
誰もが一度は悩んだことがあるお肌のトラブルといえば「ニキビ」だと思います。
肌質、体質などによって、ニキビができやすい人とそうでもない人がいますが、日々のスキンケアと規則正しい生活習慣で、ニキビができにくい肌作りができます。
今回はニキビの原因やセルフケアについてご紹介いたします。
サプー公式Youtubeでも、にきび改善&ニキビ痕対策におすすめのサプリをご紹介しています。
ぜひチェックしてみてください♪
ニキビの医学的な正式名称は「尋常性ざ瘡」と呼ばれ、おでこや頬、顎、口周りなどの顔にできやすいと言われています。
まずは、このニキビができてしまう原因についてご紹介します。
睡眠不足
肌は、寝ている間にダメージ修復して新しい皮膚に生まれ変わるターンオーバーを行っていますが、睡眠不足が続くと、修復がうまくいかなくなります。
すると、古い角質が残ったままとなり、毛穴に皮脂が詰まってしまいます。
乾燥
ニキビはオイリー肌にできると思われている方もいるかもしれませんが、20歳以降の大人ニキビは乾燥した肌にもできやすくなります。
肌が乾燥すると、皮膚の機能がうるおいを守ろうとして皮脂を出すように働きます。そうすると、過剰分泌された皮脂が毛穴に詰まり、ニキビに繋がります。
ホルモンバランス
性別関係なく、私たちは男性ホルモンと女性ホルモンを持っており、その中の男性ホルモンは、皮脂の分泌をサポートする働きがあります。
ストレスや食生活でホルモンバランスが崩れると、皮脂の分泌量が増え、ニキビに繋がります。
紫外線
皮脂は紫外線を浴びることで毛穴に詰まりやすくなり、さらにアクネ菌を分泌させている部分に紫外線が当たることで活性酸素が発生し、ニキビをさらに炎症させます。
ストレス
性別関係なく、私たちはストレスがたまると体内に活性酸素が発生し、細胞に傷をつけてしまうため、免疫力が下がり、ニキビができやすくなります。
さらに活性酸素はコラーゲンの生成に影響を与えてしまい、肌再生がうまく行われず、できたニキビも治りにくくなってしまいます。
次に、ニキビが進行するメカニズムについてご紹介します。ニキビができて進行していくメカニズムを知ることで、それぞれの段階での適切なお手入れもしやすくなります。
毛穴のつまりと皮脂がトラブルの始まり
ニキビは肌の表面に出る前に肌の奥でジワジワとできています。「過剰な皮脂」「毛穴の詰まり」「アクネ菌の繁殖」といった基礎条件が揃うとニキビが発生しやすくなります。
分泌された皮脂や古くなった角質などで毛穴が詰まると、本来外に出ていくはずの皮脂が中に閉じ込められてどんどん溜まっていき、皮脂を栄養とするアクネ菌や細菌などが繁殖します。
ニキビの初期段階である白ニキビのタイミングではやめにケアすることで、ニキビの悪化や炎症を防ぐことができます。
角層が硬くなったらニキビのサイン
ニキビのできはじめは、毛穴の周りの角質が厚く硬くなって、毛穴に皮脂や古い角質が溜まり、次第にポツポツとニキビが出始めます。
溜まった皮脂が固まってできたコメドが毛穴の出口を塞いでしまい、皮脂はますます表面に出ることができずにアクネ菌が増殖します。そうすると体が抵抗しようとして炎症が起き、赤く腫れはじめます。
重症化すると膿ができ、ニキビの炎症が静まっても色素沈着やニキビ跡が残ってしまいます。
繰り返す肌トラブルは普段の生活習慣によってトラブルの症状が異なり、その症状によってニキビの種類も異なります。
自分自身のニキビの症状は、どのような生活習慣によるものか見ていきましょう。
白ニキビとは、ニキビの初期段階で、皮脂や老廃物が毛穴に詰まった状態で盛り上がり、ぽつっと小さな白い点のようなニキビのことです。
特徴
・乾燥肌の人にできやすい
・ストレスによってできやすい
・季節の変わり目に出現する
黒ニキビとは、白ニキビが進行し、皮脂が盛り上がって穴があくことでニキビ患部の被膜が開き、そこに空気が触れ、皮脂が酸化してできたものです。先端が黒く見える状態のニキビです。
特徴
・間違えたスキンケアにより皮脂が過剰分泌
・洗顔のしすぎ
・ファストフードや加工食品の食べ過ぎ
赤ニキビとは、白ニキビが悪化して炎症を起こしたものです。炎症が起きているため、痛みを伴い、目立ちやすく治りにくいという特徴があります。
特徴
・甘いものや脂物を食べるとポツポツと出現する
・生理前後にできやすい
・睡眠不足によるターンオーバーの低下
黄ニキビとは、赤ニキビの炎症がさらに悪化し、黄色い膿が見え、外へ出ようとしている状態のニキビです。
特徴
・頬や髪の毛の生際、顎にできやすい
・赤ニキビを放置するとできる
・ニキビ跡が残りやすい
できてしまったニキビは、一刻も早く気付いて進行を抑えるようにしましょう。ニキビケアは生活習慣や食生活を見直すことで、今後ニキビのできにくい肌作りにも繋がります。
ニキビは、オイリー肌になりやすいと思われがちですが、実は乾燥した肌に出現しやすいものです。徹底した保湿ケアにより、肌のターンオーバーや刺激から守るバリア機能があがり、ニキビができにくい肌になります。
ニキビは手についている雑菌でさらに炎症が進んでしまい、跡が残りやすくなるため、なるべくそっとしておくようにしましょう。いつも使うメイクブラシやパフも清潔に保つようにしてください。
メイクによる毛穴の閉塞はニキビを悪化させる原因になります。クレンジングを使用する際は、強くこすらずに肌の上で優しく円を描くように滑らせましょう。
ニキビは肌が不潔だからできるわけではありません。肌表面の水分は皮脂と混ざることで天然の保湿液を作り、肌を守っていますが、洗顔をしすぎるとこのバリアが壊れてしまいます。洗顔料をよく泡立て、泡を肌の上で転がすように優しく洗いましょう。
体の新陳代謝を促すホルモンが22時~深夜2時に出ていると言われているため、22時頃に寝るのが理想です。質の良い睡眠のためには、寝る前にカフェインをとったり、スマートフォンやパソコンを見るという習慣も控えましょう。
生活習慣を改善しながら、サプリメントで手軽に栄養素を補給するのがおすすめです。ニキビケアに期待される成分をご紹介いたします。
ビタミンB2
ビタミンB2はニキビの要因でもある皮脂の分泌をコントロールする働きがあります。忙しい毎日を過ごしている方や妊娠中の方に不足しやすいビタミンで、からだにも蓄積されにくいため、日々の食生活で積極的に補うことが大切です。
ビタミンA
ビタミンAは、過剰な皮脂分泌を抑え、ターンオーバーを正常化して毛穴を詰まりにくくする働きがあります。
ビタミンC
ビタミンCは、ニキビの進行を促進させる活性酸素を抑制する働きがあるため、炎症を抑えることができます。
現代人にありがちな睡眠不足やストレスは、皮脂分泌が過剰になる要因となります。正しいスキンケアと規則正しい生活習慣を意識することで、ニキビのできにくい肌づくりをしましょう。ニキビは肌表面だけで起きているのではないということを知り、内側からきれいな肌を目指しましょう。
こちらの記事もおすすめ
大人になってから、頬や口の周り、あごなどにできる大人ニキビ。思春期の頃にできるニキビとは違って原因を正しく理解して適切に対処していくことが大切です。今回は、ニキビのセルフケアについて食事や…
2020-12-09
美肌づくりに欠かせない「コラーゲン」と「ヒアルロン酸」という言葉はよく聞くものの、この二つの性質や働きかけはご存知でしょうか。どのような相違点があるか、どんな人におすすめなのか…
2020-12-09
目的から探す
サプーはこんなサイトです
よくあるご質問