最終更新日:2020-08-18
口内炎ができてしまったら、ビタミンを摂ったりバランスの良い食生活を心がける人がほとんどかと思います。その中でも、特に摂取を控えた方が良い食べ物や、積極的に摂取するべき食べ物があります。今回は口内炎ができた際のケアにおすすめの成分や食事法をご紹介いたします。
口内炎とは、口内の粘膜に起こる炎症の総称です。 頬や唇の裏の粘膜、のど、舌など、口内のあらゆる粘膜にでき、 痛みや不快感から生活の質を低下させます。
一度できてしまうと、1~2週間痛みが続く場合もありますし、話すのはもちろん、飲み物を飲むたび、食事のたびに鋭い痛みを感じ、不快感が強いものです。
口内炎ができてしまう多くの原因が、ビタミン不足です。日常の食生活で、ビタミンの摂取が不十分で口内炎になってしまうことがあります。口の中や舌は粘膜ですが、この粘膜を守る働きをする「ビタミンB2」が不足すると、口内炎ができやすくなります。
食事中などに口の中を誤って噛んでしまったり、魚の骨などが刺さったりして、口内を傷つけてしまったことをきっかけに口内炎になるケースがあります。正常な状態の口内では、多少傷がついたとしても唾液が細菌を洗い流してくれるため、炎症が起こることなく、傷が癒える場合もありますが、唾液の分泌が低下している場合、細菌が繁殖して、炎症が起こってしまいます。
疲労が蓄積することで、口内炎ができるケースがあります。口内の粘膜は、通常新陳代謝を繰り返していますが、睡眠不足で疲労が蓄積すると、この新陳代謝が低下し、口内の粘膜の表面が荒れてしまいます。ここに細菌が繁殖すると、口内炎が悪化してしまいます。
口内炎ができたらビタミンを摂るという方が多いと思います。しかし、どのビタミンでもよいというわけではなく、口内炎を早く治すために摂取するべき成分をご紹介いたします。
ビタミンB2
ビタミンB2はビタミンB群の中でも特に口内炎に有効と言われており、粘膜を守る働きがあります。ビタミンB2が不足した状態で口内炎ができると、粘膜の回復が十分できなくなり、治りにくくなってしまうのです。ビタミンB2はアルコールを分解するときに消費されるため、お酒をよく飲む方は、特に意識して摂るようにしましょう。
ビタミンB2を含む食事:うなぎ、牛乳、レバー、卵、納豆
ビタミンB6
ビタミンB6は、たんぱく質や脂質の代謝にかかわり、皮膚や粘膜の健康を保つ働きがあります。
ビタミンB6を含む食事:バナナ、にんにく、マグロ、カツオ、鶏のささみ
口内炎ができてしまった後の対処法をご紹介します。
口内を清潔に
食後の歯磨きやうがいで口の中を清潔にし、菌の繁殖を抑えましょう。歯磨きは、口の中を傷つけないように優しくブラッシングしましょう。
口の中が乾かないように水分補給
口の中が乾燥した状態だと、菌が繁殖しやすくなるため、こまめに水分補給をするようにしましょう。
口の中を刺激する食事は避ける
熱い物、辛い物、味の濃い物、甘い物、アルコール類、糖質などは避けるようにしましょう。
口内炎を放っておくと、口の殺菌作用が弱まり、口の中がネバネバしたり、口臭がきつくなってしまう場合があります。口内炎ができてしまったら、ビタミンB群を中心にバランスの良い食生活を心がけるようにしましょう。毎日ビタミンB2やビタミンB6を意識して摂取するのが難しい場合は、サプリメントで摂り入れるのがおすすめです。
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