最終更新日:2020-08-18
炊きたてのアツアツご飯と納豆は、王道の組み合わせですが、実は納豆のメリットを十分に活かしていない食べ方と言われています。今回は、血液サラサラ、血栓予防に人気の納豆成分を効率よく摂取できる食べ方についてご紹介します。
炊きたてのアツアツご飯と納豆。
一緒に食べると間違いなく至福の時を過ごせる、という方も多いのではないでしょうか?
ただ、この食べ方は納豆の特有成分「ナットウキナーゼ」を補いたい場合は、できれば避けたい食べ方です。
ナットウキナーゼは熱に弱く、50℃以上で効果が減少、約70℃でそのパワーを失ってしまうと言われているため、炊きたてのご飯と一緒に食べるのはあまりおすすめではありません。
血液サラサラや血栓を溶かす効果を期待して納豆を食べる場合は、そのまま食べるか、冷たい物と合わせて摂ることがおすすめです。
ナットウキナーゼとは、納豆のネバネバに含まれるタンパク質分解酵素です。
納豆は、納豆菌が発酵させることでできる食品ですが、この発酵過程でナットウキナーゼをはじめとする多様な栄養素が生成されます。
ナットウキナーゼは、血栓の主成分に直接働きかけて溶かす働き、身体の中の血栓溶解酵素を活性化する働き、さらに血栓溶解酵素を増やす働きが報告されています。
さらに最近の研究では、ナットウキナーゼには血栓を溶けにくくする物質を分解する作用があることがわかっています。
血栓を色んな角度から溶かすことが知られているナットウキナーゼは、日本の国民病である脳梗塞や心筋梗塞など血栓症予防に役立つ可能性があるとメディアでも話題になりました。
納豆を食べる習慣のない欧米でも注目を集め、多くの米国メーカーからナットウキナーゼのサプリメントが発売されています。
ナットウキナーゼは、40代になっても食生活が変わらない、血圧が高め、高脂血症や糖尿病などで血液がドロドロしがちな人は、定期的に摂り入れることがおすすめです。
常温で放置する時間、食べる時間帯など、ナットウキナーゼの効率的な摂取方法をご紹介します。
納豆菌は常温で発酵が進み、同時にナットウキナーゼも増えます。
効率よくナットウキナーゼを補いたい場合は、冷蔵庫から納豆を出して20分程常温で置いてから食べることがおすすめです。また納豆を常温に戻すことで、食べる時の風味や粘りが良くなり旨味が増すと言われています。
納豆は朝よりも夜に食べたほうが、健康効果があると言われています。
睡眠中は血液中の水分が不足し、血栓ができやすくなるので、夜や明け方の心筋梗塞や脳梗塞を予防するのに効果的だと言われています。
粒が細かいひきわり納豆は粒納豆よりも納豆菌が繁殖しやすく、結果ナットウキナーゼなどの酵素類が多く含まれていることが多いと言われています。
ただ、粒納豆は食物繊維が豊富なため、お通じなどが気になる方は、粒納豆もおすすめです。
食品としての納豆には、血栓溶解を促す成分「ナットウキナーゼ」が含まれている反面、血液凝固を促進する「ビタミンK2」も含まれています。そのため、ビタミンK2の除去されたナットウキナーゼサプリメントの方が、納豆に比べ優れた血栓溶解作用を持っていると言えます。
サプリメントでナットウキナーゼを補う場合、摂取し過ぎても血が止まらなくなることはありませんが、抗血液凝固剤などを使用している方は注意が必要です。
納豆は、豊富な酵素や栄養素を含んでいます。その中でも、タンパク質分解酵素であるナットウキナーゼは、血栓が原因で起こる脳梗塞や動脈硬化などの生活習慣病などに効果があると世界でも話題の成分です。効果的な食べ方を知って、効率よく摂り入れましょう。
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