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スピルリナ、ユーグレナ、クロレラの違いは?

最終更新日:2021-09-02

最近、藻類が身体に良いと聞くという方は多いのではないでしょうか。実際にスピルリナ、ユーグレナ(ミドリムシ)、クロレラという藻類は、栄養価の高さでギネス認定されたこともあるアボカドより豊富な栄養素を含んでいます。
せっかく、健康のために摂り入れるなら、それぞれの特徴や効果の違いを知っておきたいですよね!今回は「スピルリナ、ユーグレナ、クロレラ」の違いと効果についてご紹介します。

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動画でもご紹介しています

今回ご紹介する栄養豊富な藻類は、天然のマルチビタミンとしても人気です。

サプー公式Youtubeでも、スピルリナ、ユーグレナ(ミドリムシ)、クロレラの効果と違いについてご紹介しています。ぜひチェックしてみてください♪

1.スピルリナとは

スピルリナとはスピルリナとは

スピルリナは35憶年以上前から地球に存在していた藍藻類の一種です。
地球最古の生命体とされ、マヤ文明の時代から人々の栄養源の1つとして活用されてきたと言われています。

スピルリナの大きさは、0.3~0.5mmほどと小さく肉眼では見えません。スピルリナの名前の由来は、形がらせん状をしていることから、ラテン語で『らせん』を意味する『Spirna』とされています。


スピルリナは、豊富な栄養素を含んだスーパーフードとして注目され、国連機関の食糧難対策やNASAの宇宙食としての研究がすすめられている植物です。

ビタミン、ミネラル。アミノ酸、タンパク質、食物繊維など、50種類以上の栄養素や健康成分を含み、「スピルリナだけ食べても生きていける」と言われるほどその栄養価の高さが評価されています。


スピルリナは特に、植物には珍しい豊富なタンパク質、高い抗酸化力を持つフィトケミカル、葉緑素やフィコシアニン色素が豊富なことから、健康や美容への働きが期待されています。

また、スピルリナは光合成でグリコーゲン(体内エネルギーの元)を作ることができるため、疲労回復やエネルギーアップにも良いと言われています。


■スピルリナの効果

スピルリナの効果スピルリナの効果

抗酸化作用
ストレスや紫外線によって人体には体を攻撃する活性酸素が生じ、老化・癌・動脈硬化など多くの疾患をもたらす原因になると言われています。スピルリナは、この活性酸素を除去する抗酸化力に優れています。


血圧調整作用
血圧に対するスピルリナの効果を検証した研究では、スピルリナを1日4.5g摂取することで血圧レベルを正常な値まで低下させることが報告されています。


コレステロールの調節
スピルリナとコレステロールの研究では、1日に1~2gのスピルリナを投与した結果、善玉コレステロールが増え、悪玉コレステロールが減ったという結果が出ています。


血糖コントロール
糖尿病患者を対象とした研究では、スピルリナの継続的摂取が血糖値の低下をもたらしたと報告されています。


その他にも、スピルリナの長期摂取は、アレルギー緩和、抗ウイルス、抗ガン、疲労回復、腸内環境の改善なども結果が報告されており、活躍が期待されています。


2.ユーグレナとは

ユーグレナとはユーグレナとは

ユーグレナは5億年前から生息している微細藻類です。和名ではミドリムシと呼ばれていますが、虫ではなく動ける藻類とされています。
光合成によって成長するという植物的な性質と、細胞を変形させて自ら動くことができる動物的な性質の両方を持っています。地球上で唯一の植物と動物の中間的生物とされています。
ユーグレナの名前の由来は、「美しい目」という意味の「Euglena」から来ているようです。

体長は直径0.06~0.09mmで、スピルリナよりさらに小さく、顕微鏡でしか確認することができません。ユーグレナもスピルリナと同じように葉緑体を持ち、光合成をして体内に栄養分を自ら作り出し、蓄積することができます。


ユーグレナは59種類の栄養素を持ち、人間が生きていくために必要な大半の栄養素を含んでいるほか、理想的なアミノ酸バランスを持っています。

そして植物と動物の両方の性質を持ち合わせているユーグレナには、魚油に多く含まれるようなDHAやEPAなども含まれています。

また、ユーグレナにだけ含まれるパラミロンもユーグレナの特徴です。
パラミロンとはベータグルカンの高分子体である特殊な天然物質。吸油性に優れ、脂質を取り込む性質があります。食物繊維の一種であるパラミロンは体に吸収されず、不要な脂も一緒に体外へ排出したり、善玉菌の増殖を手助けすると言われています。


■ユーグレナの効果

ユーグレナの効果ユーグレナの効果

腸内環境の改善
ユーグレナは乳酸菌と相性が良く、乳酸菌のはたらきを活発にし、腸内環境を整えてくれる効果に期待ができます。研究においてもユーグレナは、乳酸菌の働きを活性化することがわかっています。


免疫力アップ
体内の免疫細胞のほとんどは腸内に存在しています。体内に取り込まれたユーグレナは、免疫バランスを調整すると言われる腸内細菌を増やすことが研究で確認されています。


睡眠の質アップ
アミノ酸バランスに優れ、栄養豊富なユーグレナを継続摂取することで、睡眠が深くなる可能性があることが研究で報告されています。4週間続けて摂取することで、深い睡眠への回数が増えることがわかっています。


3.クロレラとは

クロレラとはクロレラとは

クロレラは約20億年前から存在していたと考えられている葉緑素を含む緑色の藻の一種です。
光合成によって生長し、人間の細胞分裂の2倍の速度で増加する驚異的な生命力を持っています。

クロレラは、3つの藻類の中でも1番小さく0.002~0.01mmほど、顕微鏡でやっと見える大きさです。クロレラ(chlorella)の名前の由来は、ギリシャ語で「緑の」という意味を持つ「Chloros」とラテン語の「小さいもの」を表す「ella」を合わせたものと言われています。


クロレラは、他の2つと同様にたんぱく質、必須アミノ酸、ビタミン、ミネラル、食物繊維など豊富な栄養素が含まれているほか、クロレラに含まれるDNAやRNAなどの核酸による免疫力アップが期待されています。

クロレラは緑黄色野菜の約10倍の栄養価があり、豊富な葉緑素(クロロフィルa)を含んでいます。クロロフィルは、優れた抗酸化作用を持っているほか、脱臭抗菌作用もあると言われています。

また、クロレラは「C・G・F(クロレラ・グロス・ファクター)」というクロレラ成長因子を含んでおり、成長促進効果や乳酸菌の増加が報告されています。


■クロレラの効果

クロレラの効果クロレラの効果

免疫力アップ
クロレラには、体内の免疫組織の一つであるマクロファージの働きを活発にして、体の抵抗力を高める効果があると言われています。また、白血球の数を増やすことも確認されています。


抗酸化作用
クロレラに含まれる葉緑素には、遺伝子を正常に保つ効果と強力な抗酸化作用があることがわかっています。体の老化の原因となる活性酸素を除去することで、抗老化や抗ガン、血管機能の向上などに期待がされています。


生活習慣対策
葉緑素などの豊富な栄養素を含むクロレラは、血圧や血中コレステロール値を低下させて、生活習慣病リスクを削減してくれることに期待されています。また、脂質代謝を正常にする働きも報告されています。


消臭効果
クロレラに含まれる葉緑素や食物繊維は、体内の臭いや不調トラブルの原因となる有害物質に対するデトックス作用があります。腸内で有害物質を吸着して排出を促進することで、体臭や口臭改善に人気です。


クロレラは、この他にも貧血予防や腸内デトックスにも期待がされています。


4.栄養バランスが一番いいのは?

スピルリナ、ユーグレナ、クロレラの栄養バランスの違いスピルリナ、ユーグレナ、クロレラの栄養バランスの違い

スピルリナ、ユーグレナ、クロレラは50種類以上の豊富な栄養素を持っているという点では同じですが、栄養バランスがそれぞれ異なります。

どれが一番と決めるのは難しく、長所と短所があるのでそれぞれの特徴をご紹介します。


スピルリナ
・他の藻類に比べたんぱく質が豊富で、栄養素の種類が多い。
・特有成分「フィコシアニン」は、ポリフェノールの一種で抗酸化作用や免疫力を上げる効果を持つ。
・ビタミンBやクロロフィル、核酸などを1番豊富に含んでいるが、ビタミンCがユーグレナ、クロレラに比べて少ない。


ユーグレナ
理想的なアミノ酸バランスを持ち、DHAやEPA等の不飽和脂肪酸も含む。
・特有成分「パラミロン」は、食物繊維と似たような働きするため腸内改善や免疫アップに期待。
ミネラルやベータカロテンの含有量が多く、人間が生きていくのに必要な栄養素のほとんどを補えると言われているが、葉酸やビオチン、ビタミンDの含有量は他の2つに比べて少ない。


クロレラ
・特に突き抜けた特徴はないがタンパク質などの栄養素バランスが良い。
特有成分の「C・G・F(クロレラ・グロス・ファクター)」という成長因子を持つ。
・他の2種に比べて、葉酸、ビオチン、ビタミンB12などのビタミンB群が豊富。 ・体内の有害物質をデトックスしてくれるクロロフィルを多く含む


5.栄養の吸収率の違い

栄養の吸収率の違い栄養の吸収率の違い

どんなに栄養価が高くても体内に吸収されなければ意味がありません。
そこで、栄養の吸収率を比較してみます。それぞれの吸収率は以下のとおりです。

スピルリナ 95%

ユーグレナ 93.1%

クロレラ 60~80%

クロレラは他に比べると吸収率が低いことがわかりました。植物に存在する細胞壁があると栄養の吸収率が下がってしまうためです。ですが、クロレラは吸収されやすいサプリが多数開発されており、種類も豊富にあります

ユーグレナは動物と植物の両方の特徴を持っているため、細胞壁を持たない生物なので栄養吸収率が高くなります。また、スピルリナは細胞壁を持っていますが、その細胞壁がとても薄いため、吸収率が高くなっているのです。


6.どんな人におすすめ?

スピルリナ、ユーグレナ、クロレラはそれぞれどんな人におすすめ?スピルリナ、ユーグレナ、クロレラはそれぞれどんな人におすすめ?

スピルリナ、ユーグレナ、クロレラはそれぞれどんな人におすすめなのでしょうか。
含まれている栄養素や特徴が異なるため、それぞれの成分で適している人も異なりますので、それぞれの成分のポイントをご紹介します。


スピルリナ

・フィコシアニンや50種類以上の栄養素による抗酸化作用、免疫力アップ
・グリコーゲンを含むため、エネルギー生産が活発
・タンパク質が非常に豊富に含まれている
・血圧や血糖など生活習慣病のケアにも期待
・世界でスーパーフードとして注目されている


豊富なたんぱく質によるエネルギー補給と、抗酸化パワーによる美肌作りや免疫力アップに期待されています。体力をつけたい方やエイジングケアをしたい方にはスピルリナがおすすめです。

スピルリナが大人気のアメリカでは、スピルリナサプリも比較的安価で購入できるため、アメリカサプリを販売しているサプーではユーグレナやクロレラから乗り換える方も多いです。

1日1g以上の摂取が推奨されるスピルリナですが、アメリカのサプリで補えば1日2粒で補える点もメリットです。


■ユーグレナ

・59種類の豊富な栄養素をしっかりと吸収できる
・アミノ酸バランスがダントツで良い
・パラミロンの整腸作用により、免疫力アップに期待される
・美肌やエイジングケア、便秘解消に期待される


バランスの良い栄養補助と食物繊維によるデトックスにも期待されます。便秘解消、体調管理にユーグレナがおすすめです。


クロレラ

・日本での販売実績が多い
・抗酸化作用による血圧やコレステロールサポートの働き
・強い生命力と繁殖力のパワー


クロレラは日本でも長く健康食品として親しまれてきた成分のため、種類も豊富にあります。クロレラは、アンチエイジングや毎日の栄養補助、ダイエット中の食事バランスのサポートにおすすめです。

アメリカでは青汁の成分としても使われています。クロレラの生命力・繁殖力を活かしたパワーが摂取できます。


7.まとめ

スピルリナ、ユーグレナ、クロレラはどれも栄養が豊富な微生物として有名ですが、それぞれ成分の特徴や吸収率が異なります。どの成分が自分に合っているのかを知って、日々の健康に役立ていただければ幸いです。

サプリメントアドバイザー 上田