最終更新日:2020-08-17
近年、歯周病が原因となるさまざまな病気やトラブルが増えており、健康的な歯茎はますます重要になってきています。歯茎の健康のための生活習慣や食生活について詳しくご紹介いたします。
歯茎の色は薄いピンク色が健康的な歯茎といえます。
赤い色の歯茎は健康な状態ではなく、実は「炎症」のある状態なのです。
ただ、歯茎にもメラニンの色素沈着があるため、人によっては、もともと茶色っぽい色調の歯茎の方もいます。
歯と歯の間の部分にある歯茎の形は、先端のとがった三角形の形をして固く引き締まっているのが健康な状態です。
健康な歯茎の表面を乾かしてから見てみると、スティップリングと呼ばれる細かなくぼみが見られます。
スティップリングが見られるということは、歯茎のコラーゲン線維が破壊されずに健全に保たれているという証拠です。
歯茎に炎症がないと、歯磨きで歯茎から出血することは考えにくいです。
奥歯の裏側など、お口の中でもよく見えない部分の炎症は、歯磨きの時の出血で気付くことがあります。
1日2回以上、歯磨きを行う
毎食後1日3回の歯磨きがベストですが、最低限1日2回、朝と夜の歯磨きは欠かさずにやるようにしましょう。朝の歯磨きは、夜の間に低下した唾液の自浄作用で、お口の中に増殖した細菌数を減らすためです。また、夜の歯磨きは、就寝中に増加するお口の中の細菌を少しでも増やさないためです。
寝る前は特に丁寧な歯磨きをする
就寝中は、唾液の分泌量が減り、お口の中で歯茎に炎症を起こす最近の活動が盛んになります。夜寝る前の歯磨きは念入りに行うようにしましょう。
歯科で定期検診を行う
歯科医院では患者様のお口の中の状態に合わせて、定期的な歯茎のメンテナンスを行うことができます。日々のセルフケアに加え、専門家に見てもらうことで専門器具を使わないと除去できない歯石を早い段階で除去できます。
口呼吸をしない
口をポカンと開けて呼吸をしている人は口が乾燥して、歯茎に炎症を起こしていることがほとんどです。口で呼吸をする癖がある場合はすぐにやめるようにしましょう。
歯に力をかけすぎない
歯ぎしりや食いしばりがあると歯茎に負担をかけてしまいます。就寝中は歯ぎしりガードを付けるなどして対処しましょう。
健康な歯茎を保つためには、糖分を多く含んだスイーツや強い酸を含んでいる食べ物を制限するだけでなく、歯茎に良いとされる食べ物もあります。
生姜
生姜根は、抗炎症作用に期待されており、歯茎の炎症を防いだり、口内の組織の健全な発達を促進してくれます。
牛乳
牛乳やチーズ、ヨーグルトなどの乳製品は、骨を丈夫にするカルシウムだけではなく、ガセインたんぱく質も含まれており、口腔の酸性度を低下させてくれます。さらに牛乳を飲むことで、歯垢が作る酸を中和することができます。
生タマネギ
生のタマネギは抗菌成分が含まれているため、細菌を殺菌してくれます。
歯茎の健康は、さまざまな病気に繋がらないために大切なことです。生活習慣や食生活に気を付けて、いつまでも健康的な歯茎を目指しましょう。
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