最終更新日:2020-08-17
医療の父として知られるエドガー・ケイシ―という人物はご存知でしょうか。彼は治る見込みがないと言われた自らの病気を透視能力によって克服し、そのケイシー療法が今もなお多くの病気を癒し続けています。今回は、エドガーケイシー療法についてご紹介いたします。
1900年代前半にアメリカで実在したエドガーケイシー。
彼が24才の時、治る見込みがないと宣告されていた彼自身の病気を驚くべき透視能力によって治癒させました。彼は、催眠状態に入ることで肉体を透視し、病気の原因やその治療法を述べることができたのです。ケイシーの病者の肉体を診断し治療法を述べたものは「フィジカルリーディング」と呼ばれています。
エドガーケイシーは半世紀以上前に亡くなっていますが、このリーディングによりたくさんの人を健康へ導いた人物です。
24才から46才までの22年間、ケイシーは透視能力を病人の治療に役立てました。彼のもとにさまざまな病気に苦しむ人々が訪れるようになり、ケイシーは彼らのために催眠状態に入り、彼らの病気の原因とその治療法を教え続けました。
彼の診断を受けた多くの人が、当時の医学において治る見込みがないとされていたにもかかわらず、ケイシーはそれらの疾病の原因を明らかにし、治癒させるために必要なさまざまな方法をアドバイスしました。
彼はこの能力を「神からの賜物」として受け入れ、20年以上にわたり、無報酬で病気の人々を助けました。
彼の病気治療に関する原理は「ケイシー療法」という名前で親しまれるほどしっかりと体系づけられ、今日もなお多くの病人を癒やし続けています。
エドガー・ケイシー療法の原理は一般に、その英語の頭文字をとって「CARE」と呼ばれます。ひまし油の湿布をしたり、電気的処置をしたり、食事療法をしたり、マッサージをしたりとさまざまな治療法があります。
C(Circulation) : 循環(血液やリンパの流れを良くすること)
A(Assimilation) : 同化(食べ物の消化吸収を良くすること)
R(Rest/Relaxation) : 休息(休むこと、よく寝ること)
E(Elimination) : 排泄(体内の毒素を出すこと、デトックス)
ケイシ―療法の中でも、手軽に摂り入れやすいのがひまし油湿布と呼ばれる療法です。
ひまし油は、トウゴマから採れる植物油であり、日本では古くから下剤として用いられていました。ひまし油湿布での施術は、免疫力の向上、毒素の排泄をサポート効果が知られています。
・純粋なひまし油
・ウールまたは綿製のフランネル
・温熱ヒーター
・オイルカバー
・少量の重曹を溶かした人肌のお湯
・使い古しのバスタオル
① 温熱ヒーターの上にオイルカバーを置き、その上に3~4重に折ったフランネルとひまし油を200~250ml注ぎ、十分湿った状態にして湿布を作ります。
② 部屋を暖めて、使い古しのバスタオルを寝具の上に敷いてください。
③ その上に、温熱ヒーターを乗せたひまし油湿布を置き、温熱ヒーターでひまし油湿布を温めてください。
④ その後、肝臓あたりにひまし油湿布が当たるよう調整し、ひまし油湿布、オイルカバー、温熱ヒーターをベルトで固定し、身体に密着させてください。
⑤ 温熱ヒーターで温めながら、1時間~1時間半程度、安静にしてください。
⑥ ひまし油湿布を外して、重曹水にタオルを浸し、身体を拭いてください。
※ひまし油湿布は、3日連続して行うようにしましょう。
エドガーケイシー療法は今でも多くの方の病気を癒しており、特にひまし油湿布は免疫力を高めたり、デトックスに期待されています。初めて使う際には、念のため腕の目立たない部分でパッチテストを行うなどして、ぜひお試し頂ければと思います。
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