最終更新日:2020-08-17
現代人は脳トラブルを抱えている人が多くいますが、そのまま放置していると生活習慣トラブルや病気へと繋がってしまいます。今回は、アメリカで注目されている脳ケア成分についてご紹介いたします。
わたしたちの脳は、大脳、小脳、脳幹に大きく分けて分類されます。
【運動や知覚の中枢】
体の外で起こったことや、体の中で起こったことを感じ取ります。情報を分析して、体全体の動きに命令を与えます。
【知的なはたらき】
目や耳などから送られてきた情報を受け取って、考えたり決めたり覚えたりします。
【感情のコントロール】
喜怒哀楽などの感情のはたらきもコントロールしています。
小脳は運動をコントロールしています。
皮膚や筋肉からの情報を受け取り、歩く・走る・立つ・座るなどの運動がスムーズに行われるように指令を出しています。
脳幹は、生きるための働きをコントロールしています。
呼吸をしたり、心臓を動かしたり、食べたものを消化器官で消化させるなど、生きていくためにかかせない仕事をしています。
やる気や集中力が続かない
脳ストレス
現代人の7割が脳ストレスを抱えているともいわれます。
脳ストレスをそのまま放置しておくと、身体異常や精神異常につながるリスクも高まります。
もの忘れしやすい
脳の注意機能は、DHA・EPA・ARAという「3つのオメガ脂肪酸」によって支えられていますが、年齢とともに脳から減少していき、記憶力の低下に繋がります。
DHA・EPA:まぐろ、さば、いわし、きんき
ARA:卵、肉(豚レバー)
DHA
DHAは脳を構成する約140送個の脳細胞の膜に存在しており、神経伝達物質の量を増やし、記憶力や判断力をサポートする働きがあります。
ホスファチジルセリン
ホスファチジルセリンは、脳の細胞膜を構成しているリン脂質のひとつで、血管壁や赤血球の細胞膜を柔らかくする働きがあり、血流をサポートすることで、脳細胞の新陳代謝が活発になります。
DMAE
DMAEは、神経伝達物質であるアセリルコリンをサポートする働きがあることから、記憶力や集中力の向上に期待されています。
レシチン
レシチンが低下することで、イライラや不眠症、記憶力の低下がおこると言われていることから、積極的に摂る事が勧められています。
イチョウ葉
イチョウ葉は、ギンコとも呼ばれる漢方ハーブです。強力な抗酸化パワーで活性酸素を除去し、脳細胞を活性酸素から守る働きから、記憶力や集中力のサポートをします。
チロシン
チロシンは脳を興奮状態にしてやる気を起こさせるドーパミンや、脳を緊張状態にして集中力を高めるノルアドレナリンの材料となり、集中力や記憶力をサポートします。
アセチルLカルニチン
アセチルLカルニチンとは、アミノ酸のLカルニチンが体内に入って変化した形で、神経伝達物質に変換されることで記憶力や集中力アップに期待されています。
脳ストレスは放置し続けていると、さまざまな不調の原因に繋がってしまいます。毎日の食生活に脳ケア成分を摂り入れて、若々しく健康的な脳作りをしていきましょう。
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