自律神経のバランスを整える成分「GABA」とは

最終更新日:2022-05-09

自律神経のバランスを整える成分として「GABA」はよく耳にする機会が多いかと思いますが、具体的にどのような働きがあるかご存知でしょうか。今回は、GABAについて詳しくご紹介いたします。

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自律神経のバランスを整える成分「GABA」サプリメント

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自律神経のバランスを整えるGABA。

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1.自律神経とは

自律神経とは自律神経とは

自律神経とは脳にある視床下部から、脊髄などを通り、全身に張り巡らされている神経です。


自律神経は、内臓や代謝、体温といった体の機能を24時間体制でコントロールする神経。私たちの体のあらゆる器官と関係がある神経システムで、呼吸や消化、発汗など、私たちが意識しなくても働いている様々な機能をコントロールし、カラダを維持してくれます。

しかし、名前の通り、自律しているのでなかなか自分が思ったようには動いてくれません。


自律神経には「交感神経」と「副交感神経」の2つがあります。
心と体を活発にする交感神経と、休ませる副交感神経がバランスを取りながら、私たちの体を支えています。


交感神経
交感神経は、活動する神経といわれ、緊張状態や興奮状態を作り出し、昼間や活発に活動する時間帯に優位になります。
交感神経は、心臓の働きを促進して血流を促進するため、交感神経が活発になると血圧・拍動・体温などが上昇するため、活発に活動するエネルギーがわきます。そのため、交感神経が優位になると、仕事やスポーツなどのパフォーマンス向上が期待できるといわれています。

副交感神経
休む神経といわれ、リラックスした状態を作り出し、夜間やリラックス中に優位になります。
副交感神経は、心臓の働きを緩やかにするため、血圧・拍動・体温などが下がり、心身の緊張がほぐれやすくなります。また、睡眠や休息によって疲労回復が期待できるのも、副交感神経の働きによるものです。


この二つの神経のどちらかが優位になる状態が続いたり、どちらも低下してしまったりすると、体のあちこちに不調が現れます。


■ 自律神経が乱れるとどうなるの?

自律神経が乱れるとどうなるの?自律神経が乱れるとどうなるの?

現代人の多くは、夜更かしや不規則な生活習慣、ストレス過剰により交感神経が過剰に優位になりがちだといわれています。自律神経が乱れると、血流の悪化による便秘や下痢、免疫力の低下など様々な症状が引き起こされてしまうのです。

そのため、日頃から自律神経のバランスを乱れさせないことが大切です。


2.自律神経が乱れる原因

自律神経が乱れる原因自律神経が乱れる原因

では、自律神経がどのような原因で乱れてしまうのでしょうか。


■ ストレス

自律神経は外部環境に左右されやすく、最大の原因はストレスです。人間関係や仕事での悩み、不安などのストレスが原因で、交感神経系が優位な時間帯が長い状態が続くと、交感神経と副交感神経とのバランスが崩れ、自律神経が乱れてしまいます。

ストレスといっても仕事や人間関係だけではなく気圧や気温の変化によるストレスも自律神経が乱れる原因となり、最近では無自覚のうちにストレスをため込んでいて、自律神経失調症を発症するという場合もあるため、注意が必要です。


■ 生活習慣

自律神経は、私たちが規則的な生活をすることで、そのバランスが保たれ、心身の健康な状態を保っています。しかし、昼夜逆転などの不規則な生活、栄養不足になるような偏食、睡眠不足のような生活習慣の乱れは、交感神経が優位になる時間帯を伸ばし、体に不調を引き起こします。

また、寝る前にスマートフォンやテレビを見る習慣は、睡眠前に交感神経を刺激し、副交感神経が優位になれず睡眠の質を落とす原因となるため気をつけましょう。


■ ホルモンバランス

ホルモンバランスと自律神経は密接に関係しており、ホルモンバランスが乱れると自律神経が乱れ、自律神経が乱れるとホルモンバランスが乱れるといわれています。

その理由の1つとして、私たちのホルモンバランスをつかさどる脳部分は、実は自律神経のバランスを調整する場所と近い位置にあるためといわれています。女性ホルモンが急激に減少して起きる更年期障害は、ホルモンバランスの乱れからくる自律神経の乱れが起こす不調・症状の例です。


3.GABAとは

GABAとはGABAとは

GABAは、最近はチョコレートなどにも配合されており、GABAという名前自体は聞いたことがある、という方も多いのではないでしょうか。

GABAは、ガンマアミノ酪酸(gamma-AminoButyric Acid)の略で、ギャバと読みます。GABAは、もともと人間の体内に存在している必要不可欠な成分で、漬物や味噌などの発酵食品にも含まれています。


GABAは、主に脳内に存在している神経伝達物質のひとつで、ドーパミンやノルアドレナリンが気分を高めたり興奮させる役わりがあるのに対し、GABAにはイライラや興奮を落ち着かせたり、不安やストレスに働きかけるなど、抑制する働きがあると言われています。


■ GABAを増やすには

GABAを増やすにはGABAを増やすには

GABAは睡眠中に体内で合成されるため、睡眠時間が短かったり、睡眠サイクルの乱れやストレスから熟睡できなかったりすると、体内でのGABAの合成量が少なくなり不足します。

安眠やストレスケアのために、体内のGABAを増やすための方法をご紹介します。


GABAを含む食品を食べる
GABAは食べ物から補うことができます。
GABAは発芽玄米、トマトやアルファルファなどの野菜、漬物、味噌、醤油、キムチ、なす、かぼちゃに含まれています。また、サプーではGABAのサプリメントもご用意しておりますので、是非お試しください。


ビタミンB6を含む食品を食べる
ビタミンB6は、エネルギー代謝の補酵素として重要なビタミンです。
GABAをはじめとする神経伝達物質は、アミノ酸によって合成されます。このビタミンB6は、アミノ酸の代謝に深いかかわりがあるため、ビタミンB6を意識的に補うことで体内でのGABAの合成をサポートすることができます。
体内でのGABAの合成を増やすためには、ビタミンB6を含む食品を意識して食べることが効果的です。ビタミンB6は、とうがらしやにんにく、バジル、青魚(まぐろ、かつおなど)に多く含まれています。


睡眠をしっかりとる
GABAは、睡眠中に体内で合成されるため、睡眠時間の短い方は、睡眠をしっかりとるようにしましょう。
睡眠時間が短かったり乱れていたり、睡眠の質が下がっていると、体内で合成されるGABAが少なくなり、さらに不眠を助長してしまいます。



4.GABAの働き

次は、GABAの主な働きを見てみましょう。


■ リラックス作用

GABAの働き・リラックス作用GABAの働き・リラックス作用

GABAは、自律神経である「副交感神経」の活動が促されることから、GABAには心をリラックスさせる作用やイライラや興奮を落ち着かせる働きがあります。

ストレスを感じると興奮状態になる脳を落ち着かせることで、自律神経のバランスをサポートします。


■ 睡眠の質を向上

GABAの働き・睡眠の質を向上GABAの働き・睡眠の質を向上

GABAを夜間帯に摂ると、自然に入眠出来たり、入眠までの時間が短くなるといわれています。

寝つきが悪い原因の一つは、不安やストレスなどにより交感神経が優位になり脳が興奮して寝付けないことがあげられます。GABAはこのような脳の興奮を抑えて副交感神経を優位にすることで寝つきを良くし、睡眠の質を向上します。


■ 生活習慣病サポート

GABAの働き・生活習慣病サポートGABAの働き・生活習慣病サポート

GABAは、腎臓の働きを高め、血圧の上昇の原因となる塩分を排出することで、血圧をサポートする働きがあります。

そのほかにも、コレステロールや中性脂肪の増加を抑える働きもあることから、近年では肥満や生活習慣のサポートにも注目を集めています。


■ 成長ホルモンの促進

GABAは、成長ホルモンの分泌も促します。成長ホルモンの分泌が増えるということは、エネルギー代謝が良くなり新陳代謝がアップしたり、バストアップや身体のアンチエイジング、筋力アップ、骨を丈夫にするなどのメリットがあります。成長ホルモンの投入は医療機関でも行われています。


5.GABAの一日の摂取量

GABAの一日の摂取量GABAの一日の摂取量

健康や美容、ストレス緩和、自律神経を整えるのに有効なGABAは一日どれくらいとればよいのでしょうか。

GABAの摂取量の目安は、一般的に1日50~100㎎程度と言われています。
GABAは、食事からもとれますが、体内でも作ることができます。どのくらい不足しているかは個人差があり、ストレスや食事、生活習慣によって左右されます。


また、GABAの摂取時間は特に定められておらず、どのタイミングで摂取しても問題はないといわれています。睡眠の質の向上を目的としている場合は、就寝前の摂取がおすすめです。

GABAをサプリメントなどで摂取する際は、体の様子を見ながら各製品の用法容量を守ってご利用ください。


6.自律神経の乱れを起こさないために


規則正しい睡眠サイクル

睡眠の質としっかりとした休養

3食バランスの良い食事

適度な運動

冷え性対策(入浴など)


上記のような生活習慣の見直しが、自律神経の働きをサポートし、ストレス緩和につながります。

毎日忙しく過ごしていると、規則正しい生活が難しい、運動する機会が無いといった方も多くいるかと思います。そんな時は、GABAのサプリメントがおすすめです。


7.まとめ

自律神経の乱れをサポートするGABAは、リラックスや睡眠サポートに人気の成分です。GABAを含む食品を摂取したり、睡眠サイクルを整えたりなど、自律神経のバランスをサポートする生活を心がけてみましょう。

サプリメントアドバイザー 上田

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