最終更新日:2020-08-17
春は冬に比べると気温が上昇し、過ごしやすい日が多くなります。しかし、春先はまだまだ気候や気温が安定しない時期で、体調の不良を感じやすくなります。そこで今回は春バテについて原因と対策をご紹介いたします。
春バテとは春に感じる心身の不調のことです。
夏バテに似た症状が春先に起こることから生まれた造語で、医学用語ではありません。
身体がだるい
やる気がでない
目覚めが悪い
イライラする
昼間眠くなる
夜眠れない
1つでも当てはまった方は「春バテ」の可能性があります。
春先はまだまだ気候や気温が安定せず、長そでを着て汗をかくくらい暖かいと感じる日があったかと思えば、翌日はぐっと気温が下がることも少なくありません。体が気圧や気温の変化にうまく対応しきれずに、自律神経の乱れ、心身面で不調を感じる原因となってしまうのです。
暖かい日があるとつい薄着になりがちですが、まだまだ朝夕、朝晩の気温差も激しい時期のため、体が冷え、血行不良の原因になります。気温の変化が大きいと、身体が頑張って対応しようとして、知らず知らずのうちにエネルギーは消費されてしまいます。
就職や進学、転勤などで生活がガラッと変わる春は、緊張感や重いストレスがのしかかり、心身共に負担がかかりやすくなります。こういった心身面での疲労が原因でだるさや集中力といった春バテが起こる原因となると考えられます。
外が明るい時間が増えてくると、自然と朝目覚める時間が早くなったり、夜更かしして生活リズムが乱れがちです。体内時計ずれてしまうと、睡眠不足や自律神経が整わなくなる原因となってしまいます。
疲れやだるさ、ストレスなどには次のような食材を食べることが良いと言われています。
ビタミンB群
・疲労回復
・神経や精神の興奮を抑える
多く含まれる食材:豚肉、レバー、酒、大豆、ゴマ、納豆、海苔、アーモンド
ビタミンC
・抗酸化作用
・抗ストレス作用
多く含まれる食材:ほうれん草、パプリカ、ブロッコリー、菜の花、キャベツ、いちご
マグネシウム
・脳や神経の興奮を鎮め、精神を安定させる
多く含まれる食材:大豆、ピーナッツ、バナナ、ひじき、ワカメ、カツオ、サツマイモ
カルシウム
・イライラやストレスなど神経の興奮を抑える
多く服荒れる食材:牛乳、乳製品、小魚、大豆、小松菜
睡眠をしっかりとる
良質な睡眠をしっかり確保できていないと、疲労が回復せず、抵抗力や免疫力の低下に繋がってしまいます。
入浴してリラックス
日中暖かい日が増えると、湯船にはつからず簡単にシャワーだけで済ませることも増えがちですが、次の日に疲れを残さないようにするためにも、温かい湯船に浸かることは大切です。
春は1年の中でも寒暖差や生活環境の変化が起こりやすい時期で、ストレスや不安を感じやすくなります。それにより自律神経が乱れ、「春バテ」になってしまい、いつも以上に疲れが溜まりやすくなります。生活習慣を見直して元気に春を過ごしましょう。
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